はじめに

帰ってきた平成中村座、あの感動が再び!

江戸の芝居小屋々にタイムトリップしたような時空を超えるエンタテインメント空間『平成中村座』。大好評を博した『平成中村座』が4年ぶりに小倉城に帰ってきます!

『平成中村座』待望の九州再上陸!

“江戸の芝居小屋”をイメージした十八世中村勘三郎の想いが詰まった平成中村座。平成12年、東京・浅草第一回公演以来、東京のみにとどまらず、大阪、名古屋、さらには日本を飛び出し、ニューヨーク(アメリカ)などに登場し、各地で人々を沸かせてきました。平成26年からは父・勘三郎の遺志を継ぎ、中村勘九郎・中村七之助により復活した平成中村座は今もなお、歌舞伎ファンを惹きつけています。令和元年11月小倉城天守閣再建60周年と博多座20周年の特別企画として、九州(福岡県北九州市小倉)に初上陸。平成中村座悲願であった九州での初上演はチケットは即完売となり、北九州市・小倉を熱狂させ大成功を収めました。

コロナ禍・・そして「北九州市民の台所」が2度にわたる大規模火災・・

しかし令和元年12月よりコロナ禍となり、平成中村座は再演を待望されつつも上演できない日々が続きました。また北九州市・小倉の商店街(旦過市場・映画館等)では、令和4年4月、そして8月に2度にわたる大規模な火災に見舞われ90店舗近くが焼損し、大正時代から100年以上親しまれてきた「北九州市民の台所」は深刻な被害を受け、現在なお復興の真っ最中です。前回の公演をきっかけに小倉の方と親交を深めてきた勘九郎・七之助もこの出来事には大変心を痛めておりました。

小倉の街を元気に!北九州市制60周年の大型記念事業として開催!

「北九州市・小倉の街を元気にしたい!」という勘九郎・七之助の強い想いと、その想いに賛同する北九州市が再びタッグを組み、全面サポート体制で【北九州市制60周年】の大型記念事業として北九州市民と、勘九郎・七之助が待望した4年ぶりの『平成中村座小倉城公演』が決定いたしました!勘三郎が立ち上げた平成中村座のコンセプトは、単なる劇場での歌舞伎公演だけでなく、まるで江戸の芝居小屋に見物に来ているような、タイムトリップしたかのような体験が出来る時空を超えたエンタテインメント空間であること。福岡で唯一天守閣がある北九州市の小倉城のお膝元の勝山公園で特設劇場を建設し、その周りにはまるで江戸時代の街を彷彿させるような、たくさんの店が立ち長らぶ長屋が出現して、前回よりもグレードアップしたエンタテインメント空間『平成中村座小倉城公演』をお届けします。